インボイス対応請求書について
個人事業主のみ自動発行
前のページでの申請された支払内容は、個人事業主の場合、自動でインボイス対応の請求書を作成いたします。このページではその自動生成されるインボイス対応請求書の詳細を説明します。
該当のスタッフの雇用契約形態が、「個人事業主」として設定されていることを確認してください。
スタッフ画面へログイン
個人事業主として設定されている場合、スタッフ側、事業者側ともに各支払い申請の詳細画面にて「請求書形式で表示する」というボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、該当の支払い申請の内容が請求書形式で表示されます。
上記の画面のように請求書形式で表示されます。こちらの請求書の形式はインボイスに対応しております。次から請求書の項目についての説明いたします。
請求書の右上にスタッフの基本情報で登録されている内容と、支払申請時に設定した請求日が表示されます。スタッフの基本情報は事業者側からもスタッフ側からもいつでも編集可能です。特にインボイスに対応した適格請求書番号を取得されているスタッフの方は、登録番号をスタッフ画面の基本情報から登録してください。
※インボイスとは、販売先に対し、税率と税額を正確に伝えるために、従来の区分記載請求書に必要事項を追記した請求書のことです。インボイス制度導入後は、消費税を納付する際に、仕入先等が発行するインボイスがないと仕入税額控除が受けられなくなります。したがってインボイスは、販売先に代わって、自社が消費税を支払う旨を明示した証書ともいえます。インボイスには、以下の7つの事項を記載する必要があります。このなかでインボイス導入前には記載する必要がなかった項目は、②登録番号、⑤適用税率、⑥税率ごとに区分した消費税額等です。
① 発行者の氏名または名称
② 登録番号
③ 取引年月日
④ 取引の内容(軽減税率の対象品目である旨)
⑤ 税率ごとに区分して合計した対価の額および適用税率
⑥ 税率ごとに区分した消費税額等
⑦ 受領者の氏名または名称
次に中段の説明です。
支払い申請で申請された明細が表示されます。稼働案件の項目については、明細上は現場作業費という名目で合算の金額が表示されます。もちろん上述されたインボイス対応の⑤の内容にも対応しております。
また請求書2枚目以降には「現場作業費明細」という形で各案件毎の明細が表示されます。
※本システムでは経費として登録できる税率は10%のみとなります。建築現場における経費に関して、軽減税率対応のものは対象外としておりますのでご注意ください。
中段明細下には、支払い期限、振り込み先、備考が表示されます。 支払い期限、備考は事業者側のスタッフ管理の支払い情報にて編集できます。 振り込み先に関しては、事業者側、スタッフ側双方で登録・管理できます。
支払い期限について
支払い期限は事業者側のスタッフ管理→支払設定の支払い条件に関する事項で編集できます。
編集できる項目は下記になります。
設定できる期限は上記の画像の通りです。
・即日払い
・翌日払い
・週払い(週頭)
・週払い(週末)
・締日支払日設定
・その他(手入力)
起点日は請求日時が起点となります。即日払いの場合は請求日が支払い期限となります。締日支払日設定を選択すると、締日と期限日を下記の形で選択する事ができます。
■締日
・月末締め
・10日締め
・15日締め
・20日締め
・25日締め
■支払日
・翌月5日払い
・翌月10日払い
・翌月15日払い
・翌月20日払い
・翌月25日払い
・翌月末払い
その他を選択すると、支払い申請をおこなうスタッフが都度日付を設定する形となります。
※支払い期限の設定はいつでも変更できますが、支払い申請をおこなう際の設定が反映されますので、変更等をおこなう際はご注意ください。
請求書備考について
振り込み手数料の記載やスタッフ側からの要請で請求書に記載したい備考等があれば、請求書備考を設定してください。登録されている内容が請求書に自動で反映されます。
振込先登録について
振込先の登録は、事業者側では、スタッフ管理→支払設定でおこなう事ができます。スタッフ側からは基本設定→振込先登録から登録・編集が可能です。画面の指示に従って振込先を登録してください。請求書に自動で反映されます。
上記設定で自動作成された請求書を印刷もしくはPDFで保存したい場合は、各個人の端末の設定に準拠してください。画面中段の印刷するボタンをクリックすると、プリンターの選択画面が出ますので、そちらから印刷をおこなってください。
印刷に最適な形で印刷されます。
以上がインボイス対応の請求書についての説明になります。
次は支払い申請されたものに対しての承認処理についての説明となります。