『職人手配オンライン』とは?
すべての職人の「時間(現場の割り当て)」や「お金(雇用形態に応じた様々な支払い等)」を見える化し、手配ロスを解決するサービスです。煩雑になりがちな現場情報をまとめ、PCやスマホで必要な時にすぐに確認・更新が可能です。
建設業に携わり日々感じるのは「現場は生き物」だということ。しっかりと事前準備を行い、完璧な工程を組んだとしても、その通りに進むことは稀です。天候による作業の中止、交通状況による搬入遅延、突然の欠勤、予期せぬ作業の遅れなど、大小含め様々なトラブルが付き物です。そのため現場では常に状況に合わせ、柔軟かつ素早い対応が求められます。また現場仕事が終わればスタッフの日報管理や給与計算、スケジュールの確認等、管理業務が残っています。
これまでのサービスでは案件ごとの個別手配ができない、複数の事業者に所属する職人の情報管理が難しいなど、様々なお声をベースに「使いやすさ」を徹底追及しました。
スタッフ情報、取引先情報、案件情報など必要な情報がすべてまとまっています。職人が不足している現場には、出勤可能な職人を簡単検索し割り当てることができます。また、煩雑しがちなお金関連の情報については、個人事業主で登録している職人がいればインボイス対応済みの請求書が自動生成され、取引先別の売上や粗利も自動計算されウォレットに表示されます。
必要な情報が一目で確認できることにより、
「即断即決、即実行」が可能となり手配ロスを防ぎます。
『職人手配オンライン』が見据える未来
弊社にとって職人手配オンラインのリリースとは、建設業の未来への挑戦です。 建設業界最大の課題の一つである「少子化による慢性な人手不足」。 2020年時点で建設業就業者は約492万人と、ピーク時の1997年から30%近く減少しています。(国土交通省『最近の建設業を巡る状況について【報告】』引用)外国人労働者の登用など、官民一体となり様々な施策が実施されていますが、俄然人手不足は解決していないのが現状です。
また来る2024年問題、ひいては2025年問題に伴い労働力の更なる減少が見込まれますが、現在都市部の再開発により職人の需要はこれまで以上に高まっています。
そこで『職人手配オンライン』は情報の見える化だけではなく、ユーザー拡大に伴い「職人シェア、マッチング機能」を充実させ建設業へ貢献したいと考えています。
「10名のスタッフ依頼があるけど、今日3人スタッフが足りない!」
このように自社スタッフの人数が足りない場合、職人手配オンラインを通じて空き状況をシェアし、協力会社へ応援要請を出すことができます。
ITの力を活用し、業界全体が助け合いながら建設業を盛り上げていくことが弊社の掲げる目標です。